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しもの話 犬がウンチをするとき最後に肛門をキュッと引き締めるのをご存じでしょうか?
あれは肛門線から出る分泌物を絞って自分のウンチの上にふりかけているのです。 犬の肛門線から出る分泌物はマーキングの一種で、おしっこよりも重要な位置を占めています。 その分泌物の臭いを嗅ぐと、持ち主の性別・大きさだけでなく、その時の気分まで推測されるらしいです。 ある本には獣医さんでパニックを起している犬の肛門線の分泌物を取って穏やかな気分でいる犬に嗅がせたら、その犬がパニックを起したと書いてありました。 よく、犬と犬が出会ったらお互いのお尻の臭いを嗅いでいますね。
あれはお尻の臭いというより肛門線の臭いを嗅いでいるのです。 それによって 「あぁ、こいつは平和主義者だな、心配ない」と思ったり「なんだこいつ、やる気か?!ウガガガ・・・!!」と なったりするのです。 時々雄犬の去勢をする時に「ついでに肛門線を取っちゃいましょう」なんて軽く言う獣医さんがいますが、あれは止めた方がいいです。 肛門線が無い犬は顔の無い(又は全く表情の無い)人間と一緒で、めちゃくちゃ怪しまれます。 時々自分で肛門線を絞れない犬がいます。
放っておくと肛門の8時20分の位置がパンパンに腫れてくるので判ります。 そういう犬は人間が時々絞ってあげます。 風呂場に連れて行き、ティッシュを肛門に当てて8時20分の位置から中心に向かってギュッッと絞ります。 失敗して、自分の顔や衣服に分泌物が飛び散って身体中臭くなってしまった人もいますので、ご注意下さい。 最初は獣医さんにやり方を教えて貰うのが一番いいでしょう。 シュ太は5か月くらいの時に一度その分泌物が流れ出て、犬と飼い主が同時に驚いたことがありました。 シュ太はすっ飛び上がって盛んに臭いを嗅いでいました。 チョコレート色で臭かったです。 シュ太はそれ一度だけで後は自分で絞っているので助かりましたが大型犬でも自分で絞れない子がいるようです。 室内で雄犬を飼うと部屋の中でマーキングをするのではないか? という心配をする人がたまにいますが、シュ太とルイは雄ですけど、一度もそういうことはありません。
私が15年間パソ通やインターネットをやっていて、そういう悩みの相談をしている人が少しいらしたこともありましたので、中にはそういう子もいるようですが、かなり少数だと思います。 ただし、雄犬のいる家に他の雄犬を連れて行ったりすると自分ちの犬がテリトリーを主張してマーキングしたりするのでご注意下さい。 また、雌犬が雄犬の家に遊びに来ても、雄犬は雌犬に自分の臭いを嗅がせてアピールするために雌犬のすぐ側でおしっこをしたりします。 散歩先などで、他の犬がいる時や、犬がたくさん通るような道で、めったやたらに後ろ足をあげてマーキングする犬は相当テリトリー意識の強い子です。 他人、特に犬嫌いの人に迷惑をかけないためには家でトイレを済まさせるのが一番いいのですが、雌犬と去勢済の雄以外では難しいです。 盲導犬などでは決まった場所でだけ用をたすように躾ますが、あれは雌と去勢してある雄だから可能なのだと私は思っています。 でも、雄でも、他所様の玄関先でおしっこをしようとしていれば「だめっ」と言って、何メートルか先の電柱まで我慢させるくらいは可能です。
猫がウンチに砂をかけるのは自分の排泄物を隠すためですが、犬でウンチの後、後ろ足で蹴る動作をするのは自分の存在をアピールするためで、自分の臭いのついたウンチを散らばそうとしているのです。
ウンチ後に限らず後ろ足で蹴り蹴りする子はテリトリー意識の強い、気が強い子が多いです。 また、野性味の強い犬ほど薮の中など隅っこでウンチをしようとします。 ウンチをしている時は一番無防備な状態なので、外敵から身を守るための名残らしいです。 気の弱い犬、又は人間の手が多く加えられている犬は仲間のいる広場の真ん中で安心してウンチしたりします。
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