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犬の食べ物
フードジプシーという言葉がありますが、私は少しでも安全なドッグフードを与えようと、シュ太が子犬の頃から色んなメーカーの物を与えてきました。
防腐剤・着色料などとんでもない。ナチュラル・自然といううたい文句に惹かれウンチの様子を見ながらずっと工夫していました。
11歳のときにシュ太が大病をし、2軒の獣医さんに見ていただき、何ヶ月も薬を飲ませても良くならず最悪の覚悟をした時に、ある方に教えていただいてドッグフードをすっぱりと止めて
馬肉を食べさせるようになりました。そして、驚くほど元気になりました。
お値段は高いですが、今は、犬に一番良いのは馬肉・鶏肉・ラム肉などの手作り食だと思っています。我が家では生の馬肉に茹でた鶏肉とリンゴの組み合わせが一番多いです。
子犬の食事
現在、犬の食事といえばドッグフードが主流です。
では、最初に家に子犬がやって来た時、どのように与えれば良いのでしょうか。
沢山のメーカーから様々な種類のドッグフードが出ていますが、まず初めは、ブリーダーなりペットショップなりで今まで与えられていた物と同じ物を用意するのが無難です。
その後徐々に自分の犬に合った物を探しましょう。
以下の説明はラブラドールなど大型犬を対象にしたものなので、当てはまらない犬種もいることをご承知おきください。
量
子犬の頭の大きさが一日分と思って下さい。 子犬が2か月くらいになるまでは一日4回、食事時間の30分くらい前に犬用の粉ミルクをぬるま湯で溶き、ドライフードの上にかけてふやかします。
私はそれにカルシウムの粉をふりかけるよう教わりましたが、カルシウムには賛否両論あります。 カルシウムの与え過ぎはかえって病気を招くことになりますし、犬種によってはカルシウム不足は骨の発達に影響があります。
最近の良質のドライフードにはカルシウムがきちんと含まれていますのであえて添加する必要が無いのが普通ですが、大型犬等でどうしても気になる方は一日ティースプーン1-2杯等、悪影響が出ない程度にして下さい。
子犬はどんどん大きくなりますので、それに伴って量も増やさなくてはならないのですが、量の増やし方はウンチを見ながら加減します。 要するにウンチが柔らかければ多すぎ、カチカチならばもっとフードの量を増やします。
最近は太り過ぎを気にする人が多いのですが、1才くらいまではそれほど気にすることはないのではないかと私は思っています。 それよりも小さい頃からダイエットさせた為の発育不良が気になります。 手で触って肋骨が分かるようなら太り過ぎではありません。
ただし、股関節形成不全等の疑いのある子は太らせないように気を付けないと足に負担がかかります。
回数
生後2か月くらいまでは一日4回、その後6か月くらいまでは一日3回与えます。
6か月からはドライのまま一日2回で大丈夫です。
成犬になれば一日1回でも良いのですが、胃の負担と、食べ物が彼等の大きな楽しみであることを考えると一生一日2回食でいこうと私は思っています。
我が家では味に変化をつける為に、匂い付け程度の犬用缶詰をドライフードの上に乗せたり、とり肉や鮪のアラと野菜類を煮た物を時々かけてあげたりしています。
食べさせてはいけない物
葱、玉葱は中毒を起こします。
家の子は大丈夫、という人や、かなりの量を食べない限りどうってことないという説もありますが、症状が出ないだけで貧血は起こしています。
敏感な子は、一口食べただけで貧血をおこして入院・点滴という例もありますし、私が以前飼っていた犬も、人から頂いたハンバーグで血尿が出て大騒ぎになりました。
最近ニンニク入のクッキー等が売りに出されていますが、ニンニクそのものを犬に与えるのは止めたほうが良いと思います。
牛乳は下痢をおこしますので、犬用ミルクか、人間の赤ちゃん用粉ミルク、又は低脂肪乳にします。 しかし、牛乳で下痢をおこさない母犬の子供はやはり牛乳が大丈夫なようです。
鶏の骨は噛んだ時に先が尖った様に割れるので内臓を傷つける恐れがあるので危険です。 鮪などの大きな魚の骨も、食べ慣れない犬が食べると危険です。
豚肉、豚の骨はよーく火を通さないとトキソプラズマに感染する恐れがあります。
チョコレートも中毒をおこします。
切って血が出ない物(イカ・タコ・エビ・貝類)は消化不良を起こします。
甘いものを与えると糖尿病になります。糖尿病は人間の場合と同じような症状で、目が見えなくなったり、動けなくなったりします。死亡する場合もあります。
塩気の強いものを与えると塩分中毒になります。 人間が食べておいしいものは、犬にとってはすでに味が濃過ぎると思って下さい。
猫用の缶詰は味が濃いです。
風邪薬等、人間の薬は危険な物が多いですが、ビオフェルミンやミヤリサンアイジは犬の下痢にも利用出来ます。
食べ物ではないのですが、石鹸を食べたり、シャンプーを飲んだりしても子犬は下痢をします。 また、ストッキングをまるごと飲み込むと、腸の動きによってお腹の中で長く伸び、ストッキングが切れると共に腸まで切れてしまった例があり、危険です。
画鋲等を飲み込んでしまった時は、さつまいもをふかした物を食べさせると、さつまいもにくるまれて押し出されることがあります。
喉にボールやガムをつまらせてしまった時は、引っぱり出せない時は、喉をしごくように押し出すとうまく出る時があります。(但し、これらは獣医さんが間に合わない時の緊急用です)
お腹をこわした時
ひどい下痢の時は半日くらい水も飲ませません。
少し収まってきたらお鍋でご飯を柔らかく煮てあげ、卵を一つ落として、卵おじやを与えます。 形のあるうんちになってきたら、卵おじやにドライフードを少し混ぜ、様子を見ながらドライフードの量を多くしていきます。
私はいつもこの方法をとっていますが、獣医さんによって食事療法は違うようです。
大型犬の場合、前足を痛めないように台の上に容器を置いたり、容器を手で持って食べさせてあげたりした方がいいです。
食事の時に唸らないように
「食事の時犬は必死なので食べ物をとられないように唸ったり攻撃するのは当たり前。食事の時はそっとして近寄らないように」と書いてある本を読みました。
これは違うと思います。
特に家の中で飼っている時は、犬の食事中に子どもが側を通ったりすることもあるでしょう。どんな時でも家族に対しての攻撃は許せません。
子犬の内から犬に「誰もあんたの食事をとったりしないから安心しなさい。」ときちんと教えます。
最初は食事を入れた容器を手で持って食べさせます。 「おいしい?」などと優しく声をかけながら。時々撫でたりします。
その内容器に手を入れてかき混ぜたりします。ちょっと食べ物をとりあげて、また元に戻したり、戻す時にもっといい物を追加してあげたりします。
人間の食べ物を食卓から与えない
「これは犬が食べても大丈夫なものだから」と人間の食事の時にお相伴させたりしていると大変なことになります。くれないからと吠えまくったり、大型犬なら平気で食卓の上の物をとったりします。 公園などで他人が食べているお弁当を奪い取ったりするかも知れません。そうなってから怒っても無駄。そういう犬にしてしまったのは「ちょっとだけなら」というあなたのせいです。 犬は、貰って当たり前と思い、くれなければ怒り、奪い取るのは必然の成りゆきです。 犬に人間の食べ物を与える時は必ず犬の専用容器に入れてあげましょう。 容器に入っている物以外は絶対に食べないようにしつけます。
(C)Makiko Yamaguchi
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