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大問題なのだけれど、いままで避けて通っていた去勢についてお話してみようと思います。
「去勢するのは当たりまえ」と言っているサイトが多い中、私はそうすんなりとは言い切れませんでした。 これはこうあるべきだ、と一概には言えない複雑な問題だからです。 ここでは去勢に対する利点と欠点を述べたいと思います。 私の愛犬達は去勢をしていません。 「人間の都合で健康な身体にメスを入れたく無い」それが唯一最大の理由です。
去勢をするには生後5〜6ヶ月程度、犬自身が雄としての自覚を持つ前に行います。
● テリトリー意識が少なくなる
● 匂い取りが少なくなり散歩が楽になる
● 女の子に興味が無くなる
● 雄犬同士の争いが無くなる
以上が利点だと思われます。
ただ、注意していただきたいのは、「雄同士の争いは無くなり」ますが、雄としての自覚が無いため、雌とは争うことがあるということです。そして、去勢によっては人間に対する攻撃心は無くなりません。これは別問題です。 そして、他の雄からは雌と同様の扱いを受けます。
● 去勢することによってホルモンが異常になり太りやすくなる
● アレルギーになりやすくなる
● 去勢手術時の痲酔の失敗で死んでしまった犬もいる
私が怖いのはこれです。 去勢よりも避妊手術の方がより危険を伴います。そして、去勢・避妊の後ダイエットで苦労している飼い主さんは非常に多いです。
テリトリー意識は低くはなりますが、全く無くなる訳ではありません。また、匂い取りが少なくはなりますが、全く無くなる訳でもありません。雌犬でも匂いを盛んに嗅いでいる犬もいます。 去勢した雄は雌には興味は無くなりますが、雄と全く争わなくなるかというと、そうではありません。雌を巡ってのトラブルが無くなるだけで、ボールや食べ物を巡っては争います。 去勢していない雄が雌とは全く争わないのとは違って、去勢している雄は、ボールや食べ物に関しては雄とも雌とも争います。
望まれない不幸な犬を増やさないために去勢・避妊をしよう。と言ってる人をよくみかけますが、インターネットで犬のページにアクセスして勉強している飼い主さんはご自分の犬をしっかりと管理しており、その主張はあたらないのではないかと私は思っています。
我が家では雄犬だけなので避妊については情報は少ないです。ただ、避妊をしていない雌犬の話として「殺人現場かと思ったくらい床が血の海だった」という話や、挑みかかってきた秋田犬の雄から愛犬を守ろうとして噛まれて大怪我をした人がいる、という話が実際にある、ということは知っていて欲しいです。雌犬の発情期の匂いは1Km先まで届くそうなので、放してある雄がやってきて家の前にウンチを名刺代りに置いて行ったり、家の中にまで新入してきたという話もよく聞きます。雄犬も必死なので、塀の下の地面を掘ったり、木を登って2階のベランダから侵入したという猛者もいるらしいです。 ただ、雌犬の避妊手術は雄犬の去勢手術よりも危険がつきまといますし、実際に避妊手術の失敗から命を落とした雌犬もいます。
アメリカでドッグランというものがあります。 テレビで何度か見ましたがたくさんの犬が仲良く大きな広場で遊んでいます。あれで争いが起きないのは、アメリカでは去勢・避妊が一般的であり、雌を巡っての争いやテリトリーを巡っての争いが起きないからです。
話は少しそれますが、陰睾丸という病気があります。
雄犬は赤ん坊の時は睾丸が体内に入っていて外からは見えません。2ヶ月3ヶ月と立つ内に少しづつ外に出て来ます。 それが全く、叉は片方だけ出てこない犬がたまにいます。 そういう犬は去勢をするべきだと思います。
睾丸は身体のどこよりも暖かいのです。それが体内に入ったままだとそこだけ異常に暖められ高確率(一説では5割とも7割とも言われている)でガンになる恐れがあります。しかも、イライラするためか、陰睾丸の犬はほとんど全部といっていいくらい攻撃的な犬になります。