犬の留守番
独身なんですけど。共働きなんですけど、こんなんじゃ犬を飼ったら犬がかわいそうですよね?
こういうご質問がよくあります。
いいえ、犬はかわいそうじゃありません。
かわいそうなのは人間です。そして、人間がそのストレスに堪えられなくなったら、犬がかわいそうなことになります。
覚悟して飼って下さい。
まず、最初にあるのがトイレの問題。それでなくてもトイレでみなさん苦労していらっしゃるのに、留守がちな家では赤ん坊の犬がトイレを簡単に覚えてくれるはずがありません。 仕事で疲れて、飲み会の誘いも断って、一生懸命帰って来た時に、ウンチにまみれた子犬を発見した時冷静でいられますか? 「この馬鹿犬!」と怒鳴ったりしませんか? 犬が悪いんじゃない、じっくりと躾けてあげられない自分が悪いと何ヶ月も思っていられますか?
いたずらもそうです。留守中に何をしでかすか分かりませんので、危ない物は全部片付けてください。毎日一つずつダイニングの椅子が破壊されていったというお宅があります。危険な物でなければ、そのくらいは覚悟していてください。
室内で飼っている犬は3ヶ月の中ごろから散歩に出ます。
どんなに眠くても寒くても疲れていても二日酔いでも雨でも雪でも朝晩散歩に行けますか?
独身の人は特に、代わりはいません。「今日はお前頼む」なんて出来ません。
本当なら赤ん坊の食事は一日三回なのですが、この場合仕方ないです。ニ回でも何とかなります。その代わり少々高くてもカロリーが多くて消化の良い良質のフードをあげてください。食事は半年すぎればふやかさないでドライのまま、一日ニ回食になります。くれぐれも食事には気を付けてください。余計な物を与えて下痢にでもなってしまったら悲惨なことになります。
後追いするように吠えることも考えられます。
犬を飼い始めたらとりあえずご近所に菓子折りでも持ってご挨拶に行くことをお勧めします。とにかく低姿勢。
そして、何度も家を出たり入ったりして犬に「出て行っても必ず帰って来るから安心するように」覚えさせます。
退屈すると悪戯しますので、ガムやボールなどのおもちゃを与えたり、飼い主の声を録音したテープを流すなど工夫してください。
どんなに頑張っていても飼い主さんが入院したり出張したりということもあるかも知れません。
いざという時のために近所に犬を預かってくれる獣医さん・ペットホテルなどがあるかどうか確認していてください。ペットシッターやお散歩代行も各地にありますので、下記に、ホームページを持っているペットシッターへのリンク集を掲載しておきます。ご参考になさってください。
普通に犬を飼うよりも、ずっとずっと大変だとは思いますが、覚悟の上であれば、きっと素晴らしいワンライフになると思います。「ただいま〜」と家に帰って犬が大喜びで出迎えてくれるようになれば、1年くらいの苦労は報われるでしょう。
(C)Makiko Yamaguchi
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